赤ちゃんが本当に好きな絵本「もいもい」。赤ちゃんへのファーストブックとしてもおすすめ!
赤ちゃん絵本を読んであげて、赤ちゃんが笑顔で喜んでいる姿をみたい!
小さい赤ちゃんをお持ちのパパママならみんなそう思っているんじゃないんでしょうか?
でも、絵本を実際に読んであげたとき、こんなことはありませんでしたか?
そうなんですよ。
絵本を読んで聞かせてあげていても、赤ちゃんがホントに楽しんでいるのか、喜んでいるのかなんてわからないんですよね。
でも、もし「実際の赤ちゃんに聞いて作った、赤ちゃんが本当に好きな絵本」があるとしたら、赤ちゃんに読んであげたいと思いませんか?
あるんですよ、そんな絵本が!
その絵本とは「もいもい」。
東京大学あかちゃんラボとディスカヴァー・トゥエンティワンが協力して作り上げた絵本です。
あかちゃんの研究をしていると、「あかちゃんって明るい色が好きなんですよね?」とか「丸い形が好きですよね?」とかいった質問をよくされます。しかし、あかちゃんは大人が思っているほど単純ではありません。大人が思うあかちゃんの「好き」は、あかちゃんにとって「嫌い」かもしれません。あかちゃん学絵本プロジェクトは「あかちゃんの立場」を尊重して、あかちゃんが本当に「好きな」絵本を作ることがもくろみです。
もいもい | Discover21 より引用
今回、うちの5ヶ月の赤ちゃんに「もいもい」の絵本を読み聞かせしてみました。
その反応はどうだったのか?本のレビューとともにお伝えします!
クリックできる目次
「もいもい」はオノマトペと「赤ちゃんが選んだ視覚的効果」が使われた絵本
絵本「もいもい」は、オノマトペと「赤ちゃんが選んだ視覚的効果」が使われた絵本です。
オノマトペとは自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音(おん)で象徴的に表した語。音象徴語。擬音語・擬声語・擬態語など。
オノマトペ – Google 検索 より引用
いろんな実験の中で、赤ちゃんが一番長く見続けた絵を絵本の画に採用!
それにオノマトペを付けて作成したのが「もいもい」なんです。
「もいもい」は数々の名作絵本に真っ向勝負を挑む姿勢が面白い!
名作と言われる絵本は数あれど、この「もいもい」はその名作絵本たちにある意味ケンカを売っているのかもしれません。
これまで、あかちゃんのための絵本、あかちゃんの好きな絵本と言われてきたものは、“親が思う”あかちゃんが好きそうな絵本であって、あかちゃん自身が本当にその絵本が好きかどうかをきちんと調べたものではありませんでした。
もいもい | Discover21 より引用
別に過去の名作を否定しているわけではないです。
大人の固定概念「赤ちゃんってこうだよね」をゼロベースで見直してみようか、という新しい考えの絵本です。
たしかに、赤ちゃんに「これ絶対に気にいるはず!!」と思って与えた本やおもちゃには見向きもされない・・・。
最初は読み聞かせが難しいと感じたけど、いつの間にか親も夢中に!
この「もいもい」、絵本の内容はとってもシンプル!
内容がシンプルで読み方が自由な分、はじめはちょっと読み聞かせが難しいと感じます。
でも、1回でも成功して赤ちゃんが興味を持ってくれたことがわかると、次はこう読もうかな?ああ読もうかな?と親も工夫が楽しくなってくるんです。
不思議と親も夢中になっちゃいました。
我が家の子供たちの反応は「0歳児関心あり、なぜか5歳児が大ウケ」
で、実際に我が家の子供に「もいもい」を読んで聞かせてあげたときの反応はというと・・・
残念ながら「ギャン泣きだったのが、ピタッと泣き止みました!」のようなミラクルは起こりませんでした(笑)
でも、0歳児の次男は絵を触ろうと手を前に出してみたり、ページをめくると表情を変えたり・・・。
それなりに関心を持った様子。
あと意外だったのが5歳児の長男。
赤ちゃん向けでつまらないんじゃないかな?と思ったけど、これが意外と大うけ!
おおむね好印象のレビューが多いよ!
Amazonなどで「もいもい」のレビューを読んでみると、おおむね好印象のレビューが多いですね。
この絵を見て可愛いとか、魅力的だとか…大人は思わないかもしれません。
でも、さすがです。
研究されているだけあって、赤ちゃんの目には魅力的に映っているようです。
うちの娘(1歳9ヶ月)が何度もリクエストしてきます。
そして、音に関してもバッチリだと思います。
『もいもい』という言葉が、乳児期に楽しい唇の音(両唇音)で、心地良く響きます。
良い赤ちゃん絵本がまた一冊増えて、嬉しいです。
大人は可愛いとは思わないまでも、次第に愛着がわいてきますよ(笑)
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: もいもい (あかちゃん学絵本) より引用
この本は読み手次第というか
抑揚をこめて読んであげてほしい
うちの5ヶ月ベビーは、もいもい ぱっ のところで大爆笑です。あんまり反応がないっていってる人は読み方、もっと大げさによんであげてみては。
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: もいもい (あかちゃん学絵本) より引用
まだ一ヶ月の息子の絵本デビューに購入しました。軽くグズってる時に見せたら、泣き止んでじーっと見てました。あかちゃんラボの研究成果スゴいと思いました。
内容は赤ちゃんにしか分からない良さですが、一緒に本が読めて嬉しかったです。
もいもい【みんなの声・レビュー】 | 絵本ナビ より引用
11か月の子に読んだところ、最初からじーっとみていました。
「あかちゃんが審査員になって選んだ」というだけあって、まさに目がくぎづけ状態!
他の絵本よりも、興味を持っている様子が伝わってきました。
2回目からは『もいもい』という言葉に反応して、手をぱちぱちしたり、声をあげたりして、きゃっきゃと喜んでいます♪
興味をもっているのが伝わってきてうれしいです。
もいもい【みんなの声・レビュー】 | 絵本ナビ より引用
ただ、なかには絵本の内容より、絵本の紙の質について改善を求めるレビューもありました。
ヶ月の娘は好きなようです。
ただ、他の方も書かれているように、紙が薄すぎる。大人向けに作られた絵本のような感じです。
赤ちゃんがよく見ると言う割に、赤ちゃん仕様になってないのが残念。
振り回して噛んで、すでにボロボロです。
Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: もいもい (あかちゃん学絵本) より引用
ここは改善点なのかもしれませんね。
赤ちゃんには赤ちゃんの世界観があることがわかっただけでも収穫!
「もいもい」を読んであげてみて、一番の収穫は「赤ちゃんには赤ちゃんの世界観がある」ってわかったことですね。
大人が思っている以上に、赤ちゃんは自分の世界観を持っています。
その世界観を大人や親の考えの押しつけで壊しちゃダメよ!ってことなんですよね。
「もいもい」は絵本ナビで全ページ試し読みができるよ!
「もいもい」は、絵本専門サイト「絵本ナビ」で全ページ試し読みができます!
絵本ナビの試し読みはスマホやタブレット端末、パソコンで読むことができます。
まずは、絵本ナビを使って赤ちゃんに試し読みしてみるといいですよ!
「もいもい」にはシリーズ本があるよ!
「もいもい」と同じように、「あかちゃんが本当に好きな絵本」としてシリーズでほかに「うるしー」と「モイモイとキーリー」の2冊が発売されています。
モイモイとキーリー (あかちゃん学絵本) 0~2歳児向け 絵本 (あかちゃんが選んだあかちゃんのための絵本)
Amazonで探す楽天市場で探すYahooショッピングで探す
この2冊も絵本ナビで全ページ試し読みますよ!
まとめ
赤ちゃんが本当に好きな絵本「もいもい」をご紹介しました。
実際のところ、うちの赤ちゃんが本当にこの絵本が好きと思ってくれたのかはわかりません。
でも、関心を持ってくれたことは確かです。
もし、赤ちゃんに最初にどの絵本を買ってあげようか迷っているなら、「もいもい」をプレゼントしてあげてみはいかがでしょうか。