角間温泉 岩屋館。真田の里の隠し湯として、真田にまつわる伝説もいろいろあるようですよ。
子育てに奮闘中のパパさんママさん。
どうも、Kotanosuke(@kotanosuke57)です。
長野県上田市は真田の里です。
その真田の里の隠し湯と言われる角間温泉ってご存じですか?
今回は角間温泉にある旅館、岩屋館に家族で泊まってきましたので、写真とともにお伝えしたいと思います。
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真田の里の隠し湯 角間温泉 岩屋館
真田の里の隠し湯 角間温泉は長野県上田市の北側、山の奥にある温泉です。
角間温泉はその昔、親鸞上人が越後より京落の途中、腹痛に倒れた奥方が療養し全快された湯として伝えられています。又、坂上田村麻呂が昆邪王の妖術を封じる為に祀った岩屋観音は当館のすぐ裏手にあり、岩屋館の名の由来となっています。
親鸞って西暦で言うと1200年ぐらいの人物です。
温泉の歴史は戦国時代よりもっともっと古いんですね〜。
その角間温泉にある岩屋館は、1931年に開業した温泉宿です。
1931年、岩屋観音のふもとにて創業した岩屋館は古くから角間渓谷に湧出していた鉄泉を源泉として、温泉宿を始めました。農閑期には地元の農家の方も湯治などでお越しいただいておりました。
2016年は大河ドラマ「真田丸」が放映されているということもあり、注目の温泉&温泉宿であることは間違いありません。
岩屋館はまさに山の中にある!
まずは地図を見てもらいたいんですが・・・。
宿はまさに山の中にあるんです。
といっても岩屋館までは車でいけますから、ご安心を(笑)
岩屋館に到着!
山道を車でドンドコ進んでいき、到着した岩屋館。
外観の写真を撮ったんですが、あまりよい写真ではないので掲載しません(笑)
というのもこの日は朝からずっと雨が降り続いていて、そのせいで外観の写真も怪しい雰囲気に・・・。
青空の陽の下だったら建物もキレイに写っただろうに・・・、残念。
ということで、岩屋館入り口にある看板から写真はスタートです(笑)
真田三代と書いて「かくしゆ」と読むそうです。
岩屋館の本館に続く橋。
雨が強かったため、橋の下の川はかなりの勢いで水が流れていました。
そして、橋にはなぜか「よりかからないでください」の張り紙が・・・(汗)
キケンなのか・・・?
そんなキケンな橋を渡り終えると、岩屋館の入り口に到着です。
さぁ、入るぞ〜!!
岩屋館の館内
岩屋館の中に入ると、熊の置物がお出迎え!
これは本物の剥製なのか・・・!?
うちの子どもはこの熊の置物に興味津々。
熊の口に手を入れようとしては笑顔で怖がるということを繰り返しておりました(笑)
こちらがフロントの写真。
純和風の温泉宿っていう雰囲気がステキです。
フロントの前、感の入口近くには広めの休憩スペースが。
冬場は薪ストーブであたたまる人たちで賑わいそうですね。
館内にはいたるところに真田の「六文銭」を見つけることができます。
ほら、欄間も六文銭になってますよ!
もちろん、堺雅人のポスターもデデーンと飾ってありました。
宿泊した部屋の様子
私たちが案内された部屋は二間の部屋。
メインの部屋がこちらの和室です。
すいません、泊まった翌朝に写真を撮ったので、いろいろと荒れています(汗)
もうひとつのお部屋がベッドルーム。
部屋には薪ストーブが完備されていました。
大人数で泊まりにきたグループ用の部屋だったと思うんですが、ゴールデンウィーク前の平日だったということと、小さい子ども連れということもあって、気を利かせてくれたんだと思います。
ベッドルームのベッドは使わず、和室に布団を敷いてもらって家族3人で寝ました。
部屋の中にあったアメニティはこちら。
ちょっとおしゃれな雰囲気のシャンプー、コンディショナー、ボディーソープが準備されてました。
純和風の旅館なだけに、ちょっとだけ意外でした。
ちなみに、宿泊した日は雨で気温が10度以下の寒い日だったこともあり、部屋の中はストーブを使わないと寒いぐらいでした。
泊まった部屋は全館空調システムではなく、部屋用のストーブで温めるタイプの部屋でした。
冬はいったい、どのぐらいの冷え込みになるんでしょうか・・・。
岩屋館の温泉はふたつ!
岩屋館は日本秘湯を守る宿のひとつです。
ですから、岩屋館に泊まりにきて温泉に入らないなんてもったいない!
そんな岩屋館にはお風呂が2つあります。もちろん、両方とも温泉です。
- 露天風呂
- 大浴場(内湯)
このふたつのうち、露天風呂はなんと混浴なんです!
最近では旅館でも混浴ってめずらしいですよねー。
混浴なんてイヤだ〜という女性も安心してください。
女性専用時間というのがあるので、露天風呂に入りたい女性はこの専用時間を使いましょう!
私もこの露天風呂に入りましたが、お風呂に入っていたのは私だけでした(笑)
その露天風呂は本館を2階に上がり、廊下を抜けた先にあります。
扉を開けると、すぐに足湯があります。
足湯は時間に関係なく自由に使えるようですよ。
そして、この階段を登っていた先、てっぺんの暖簾の先が露天風呂になります。
さすがにこの先で写真を撮るのはまずいだろうと思ったので、ここからでご勘弁を・・・。
また、この岩屋館の温泉はホームページにも書かれていますがかなり独特のお湯です。
当館のお風呂には2つの浴槽があります。
色のついたお湯は鉄分を含んだ炭酸泉地表に湧出した際には無色ですが空気に触れると温泉に含まれている鉄分が酸化し茶褐色を帯びてきます。掛け流しの温泉はその日によって色の濃さが変わります。湯温は低めでもゆっくりとつかると、じんわりと体を温め日頃の疲れを癒してくれます。もう一方は角間渓谷よりいでたる湧水を加温した湯が満たされています。真偽はさておき、真田家が茶の湯とする為、汲みに来たという伝承が残るほどこの土地に愛された銘水です。上がり湯として、ご利用ください。
そう、めちゃくちゃ茶色なんですよ。
いままでいろんな温泉に入ってきましたけど、ここまで茶色いお湯ははじめてでした。
温泉好きの人は、ぜひ一度このめずらしいお湯を体験しに行ってもらいたいです。
その露天風呂に通じる廊下には、くつろげるソファが置かれています。
マッサージチェアも置いてあります。
温泉で温めた体を、マッサージチェアでさらにほぐしちゃいましょう。
あと、自由に飲めるコーヒーも完備!
ついでに無線LANも使えるので、スマホから離れられない都会人はこのソファでスマホをいじりましょう(笑)
岩屋館はまわりが岩肌ということもあり、地デジや携帯の電話が入りにくようです。
私の泊まった部屋もテレビはBSしか見れず、携帯の電波はほとんど入りませんでした。
せっかく秘湯といわれる場所に来たのですから、テレビやスマホといったものからは離れて過ごすのもいいと思いますよ。
料理や旅館の人たちはどうだったか?
今回料理の写真はほとんど撮れませんでした。
やっぱり子どもがいると、料理の写真をゆっくり撮るというのは難しくって・・・(汗)
料理はホームページで山里料理と書いてあるとおり、川魚や山の幸を使った和食で、とても美味しくいただきました。
量はものすごく多いというわけではないですが、品目が多くて目移りしちゃうほど。
私たちは子どもの食事は親の取り分けにして、ご飯だけ準備してもらいました。
お願いすれば子ども用の食事もちゃんと準備してくれるそうです。(追加料金はかかりますよ!)
旅館の方たちもかしこまった感じというよりはアットホームっていう感じ。
子ども連れで泊まりにきている人たちが多かったんですが、旅館の方たちが子どもたちに優しく接してくれたのでありがたかったですね。
角間温泉 岩屋館の基本情報
〒386-2201 長野県上田市真田町長2868
TEL.0268-72-2323
まとめ
真田の里にある岩屋館をご紹介しました。
真田丸で世の中が盛り上がっているいま、ぜひ泊まりにいってみてはいかがでしょうか。
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